そうだ。葉山に住もう。

海の向こうに富士山が見える贅沢な町。
マイナスイオン不足になってくるとハーレーのアクセル全開にして向かってた町。
俺様のなかでいつか住みたいと思ってた一等賞な町。

流れる景色を見るチャンスがなかった徒歩5分の通勤時間は、
高速道路で50分と10倍の時間がかかるけどそれはそれで考え事できる貴重な時間だったり。

たっくさんの不便もあるけどそれでも住みたかった葉山町（はやままち）。
ちっちゃい丘の上の庭付きテラスハウスへ引っ越しました。

FXCW ROCKER 2009

ハーレーから遠ざかってるこの季節。
天才デザイナの古屋氏の友人がハーレーを買いたいとのことで
久しぶりにデュースのエンジンをかけて渋谷のディーラへ向けて出発。

到着して最初に目についたのは入り口にキラキラ光るFXCW ROCKERの試乗車の文字。。。
TWIN CAM 96Bのエンジンで240mmのワイドタイヤでとっても気になる1台。
こんなに太いタイヤでまがれるの？ ボアアップされたエンジンってどう？
そんな謎を抱いた俺様は彼を適当にショップへ紹介して試乗へGO!

1,584ccにボアアップされた巨大なエンジン。もちろん試乗車だから"どノーマル"だけどこいつが凄い。
高性能な日本車と比べればなんてことないんだけどハーレー乗りなら十分満足するほどの乗りやすさ。

技術勝負の日本車とちがって、排気量を大きくするだけの単純かつ若干おバカなアメ車。
でもこの100ccアップは大成功だね。FCRを組んでる俺様のデュースよりするどい加速。
ハーレーの重たさが消えたって感じで素敵。

街中だからそこまで回せなかったけど6速まで使ったら高速巡航は遥かに快適だと思ったっけ。
推測だけどこのエンジンなら150キロ巡航でも楽々かも。

次は240mmのワイドタイヤ。渋谷に峠はないから試しにローリングきってみる。（ディーラーさん。無茶してごめんよ！）
そして答えはまったく問題なし。ローリングと峠攻めるのとは感覚違うからこれも推測だけどこれなら十分攻めれる。
コーナーからの立ち上がりに若干後輪にねっとりする感じはあったけどこれもまた巨大なエンジンがフォロしてんだね。

96エンジン。買いです。

姪とハーレー

広島からの帰り道に姉の家に寄ったときのできごと。
甥のリキの忘れ物を届けに姪のマユと小学校まで二人のり。
ヘルメットのかわりに黄色い帽子をかぶったかわいい1年生がタンクの上にまたがって小学校までナビってくれる。

彼女にとっては何でもない時間かもだけど、
叔父がこんなに幸せなのわかってねーだろーな。

そうだ。広島へ行こう。

病んでる。明らかに病んでる9月の俺様。
死ぬ程ツーリングいきてぇ病。

まとまった休みがとれなかったこの2ヶ月。
直前に入った仕事の納期は連休明け。金曜日の今日までに片付かなければ待ちに待った厳島神社参拝ツーリングはなくなってしまう。
しかも今回はかなり頭の悪い新規のクライアントさん。どう考えても終わらねぇ。
出発予定時刻の23時まであと2時間を切ったころ1通のメールが届く。

"納期を延期します。"

東京から広島までかるーくみても片道800キロオーバー。時速400kmでも2時間の距離。
iPodにたっぷりの音楽を詰め込んで24時に恵比寿を出発！
東名高速をぶっ飛ばして名古屋のトヨ君の実家へ到着したのは朝の3時すぎ。
翌日は8時集合なのになぜか眠らない2人がいて、やっぱり寝坊した2人は翌朝9時に約束の場所へ到着。
今回のツーリング参加は4人。俺、トヨ君、前田泰の3台のハーレーとやっちゃんのワルキューレで広島へ向けて出発。

走る。走る。走る。ひたすら走って広島へ到着したのは21時を過ぎた頃。
宿も決まってない腹ぺこライダー4人は広島のお好み焼きとカキに大満足。
そのあとはやっぱり泥酔して広島の街に消えてく。

2日目は最高の天気のなか宮島の厳島神社へ。往復350円のフェリーに乗って宮島へ向かう。
世界遺産にそれほど興味はないんだけど、ずーっと来てみたかったこの場所。
宮島へ到着するとまずは野生の鹿が歓迎してくれる。しばらく歩いてゆくと見えてくる海に浮かぶあの鳥居。
想像していたよりも遥かに美しかった厳島神社。"あげもみじまんじゅう" も超おいしい。ここはまたきたい場所のひとつ。

出雲大社もいきたかったけどトヨ君により却下。かなりゴネたけどスケジュール的に却下。
あきらめて鳥取砂丘（通称TTS）へ向けて出発。この日はキャンプ場でテント泊。

3日目は残念ながら1日中雨。鳥取砂丘でらくだと戯れたあとはもう一つの日本三景の天橋立へ。
そこではバイクを駐車場に置いてママチャリをレンタルして股のぞき台までサイクリング。
天気も良くなかったし、みんな疲れきってたからその景色にはさほど感動なかったかな。厳島神社が綺麗すぎるのも問題だね。

今回の総走行距離は2100キロ。しばらくハーレーに乗りたくないくらい走りまくったツーリング。
30歳になってオッサン化現象が始まった俺様。この旅から1週間以上経過した今でも疲れがとれねぇ。。。

ハーレーと親父と笑顔

結局納車してから数百KMしか乗る事のなかったハーレー883L号。
親父にプレゼントしてみたところお気に入りのご様子。
67歳になる俺様の親父の笑顔。一緒にツーリングにいけたらよいな。

親父へ
いつまでも元気な激ワル親父でいてください。息子より。